最近はバックカントリー愛好家も増え、それに伴う事故も多発している状況にあります。
バックカントリーは手つかずの自然を満喫し、成功のあかつきには達成感や満足感が高く、充実感に満たされる感覚から人気となっていることも頷けますし、もちろんバックカントリー自体が悪いということではありませんが、万一の際には自分だけではなく家族や友人など大切な人を悲しませることになりかねないこと、そして救助する方たちの生命にも係わることも十分に理解したうえで行動しなければなりません。
万一の時には「ショベル」「プローブ」「ビーコン」といった三種の道具により救出の可能性が高まります。
ビーコンとは電波を発し、遭難者などを発見する場合に用いる機器のことですが、ビーコンは高額でバックカントリー愛好家などでなければ、なかなか手をだしにくいモノではないかと思います。
そこで、スマホで動作するビーコンはないかなと探していたところ、素晴らしいアプリを見つけましたので、ご紹介いたします。
Android端末で動作する「here i am」というアプリで、playストアから「here i am beacon」と検索すると表示されるかと思います。
使い方もいたってシンプルでMy IDに自分を識別するための名前などを入力し、BEACONボタンをクリックし 「(((((((((( My ID ))))))))))」が表示されたら準備完了です。
終了の際にはSTOPボタン、探す時はSEARCHボタンにより機能します。(切り替はSTOPボタンをクリックしてから)
ビーコンについては何もバックカントリーだけでなく、スキー場の管理区域においても有効となる可能性があるのではないかと思います。
なお、このビーコンアプリについては、その動作などを保証するものではなく、あくまでも簡易的なものなので製品として売り出されているアバランチ(雪崩)ビーコンとは別物と思ってください。
このようなアプリを開発、そしてリリースいただいた作者の方には本当に感謝ですね。