奔別やきとり

今回は三笠市街から桂沢国設スキー場へ向かう道中に佇む、ちょっと風変わりな焼き鳥屋さんをご紹介いたします。

数年前に幾春別のセラーズ敷地内に建てられた完全テイクアウトのお店で、価格の安さはもとより、その味とボリュームで三笠市内でも大人気となっています。

幾春別地区はかつて炭鉱で大繁栄し、東洋一を誇った立坑やマンモス校が存在し、経営破たんしてしまいましたが都市銀行であった北海道拓殖銀行の支店が置かれ、川端町という幾春別の少し奥地から札幌までの路線バスが運行されていたり、札幌からもわざわざ足を運ぶほどのキャバレーがあったと云われる、ある意味伝説の街でしたが、国のエネルギー政策などにより翻弄された栄枯盛衰を絵に描いたような黄昏と随所にその繁栄ぶりをうかがい知ることができる街並みが、心を清々しくしてくれるような気がして、行き詰まった時や考え事をしたい時などに時折ふらっと訪れたくなる不思議なエリアです。

炭火で丁寧に焼かれた焼き鳥はネギマとして三笠の特産品である玉ねぎが使用され、香ばしさとジューシーなもも肉がハーモニーを奏でるコラボは絶品で、その価格はなんと一本100円とたいへんお得感が高く、とかく私もこよなく愛する超がつくほどおすすめできる一品で、きっとビール好きにはたまりませんぜ~

ただ、ここのところ予約なしでは、ほぼ購入不可能であるため、ご購入の際にはお電話をお忘れなく!!

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