更科食堂

今回は幾春別に存在する老舗の更科食堂を、スピンオフ企画にてご紹介いたします。

こちらのお店は、私が子供の頃(昭和52~54年頃と思います)に初めて「ざる蕎麦」をいただいたお店で、当時あまりの美味しさに、蕎麦の虜になったきっかけのお店です。私の母が長野県出身のため、きっと私の中にそば好きの血が流れているのでしょう。

一度は諸事情から惜しまれつつ閉店し、その味わいと思い出は、もう二度と感じることのできないものと落胆しておりましたが、見事昨年復活を果たし、幾春別エリアにおける希望の光になっていることと思います。

店内は、私が初めて入店した時から前オーナー時代に少々リニューアルされましたが、その当時の雰囲気は存分に残っており、その佇まいはもはや炭鉱繁栄時代の遺産の象徴といった感じで、そのままの状態で後世に継承してほしいと切に願います。

本日は12時30分頃に到着しましたが、すでに数組の行列待ちとなっており、衰えぬその人気ぶりに安堵いたしました。

私は冷たい蕎麦の専門につき、「ざる」または「もり」に「親子丼」を注文することが多いのですが、今日はお蕎麦を堪能したかったため、「大もり」と「ライス」のオーダーです。

新オーナーとなってからは2度目の来店ですが、鰹だしのそばつゆが鼻腔に広がる感覚は、前回よりも私の知っている更科食堂を彷彿させるものになっておりました。なお、ライスの方はというと、時代なのか以前より随分と美味しく感じられます。支払いはPayPayとauPAYも可で、こちらについてもやっぱ時代ですねぇ〜

桂沢国設スキー場から距離にして3kmほどで、特に蕎麦好きの方は、北海道を代表する名店である更科食堂へ、ぜひ訪問していただきたいと思います。

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